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学生時代からの飲み仲間ユイに相談があると呼び出された。ユイの部屋に入るのは初めてだったがひどいゴミ屋敷だ。事前に「ちょっと荒れてるけど気にしないでね」と言われていたものの、この部屋の荒れ方はちょっとどころではない。缶ビールの空き缶は、そこら中に転がっている。コンビニ弁当の空き容器は、中身が腐敗しているのか、異臭を放っている。壁には、意味不明な落書きが、まるでグラフィティアートのように散りばめられている。ゴミ袋らしきものはある。しかし、その周りにも、同じようにゴミが散乱している。
「どうしたの、そんな顔して」ユイは、悪びれる様子もなく、ヘラヘラと笑っている。いつも明るくて、サバサバした性格のユイだ。だけどまさか、こんな部屋に住んでいるとは、想像もしていなかった。
「それで、相談なんだけど、実はさ、彼氏ができても、この部屋じゃ呼べないなって思ってて」
ユイは、深刻そうな顔で言った。
「いや、それは無理だろ。誰だって無理だわ」
俺は、即答した。
「やっぱり、片付けるしかないかぁ」
そう言いながらユイはゆっくりと両腕を持ち上げた。無造作に束ねた髪をさらにまとめるのか、あるいは単に伸びをするかのように、その手は頭の後ろへと回される。
その瞬間、俺はユイの腋に心奪われた。
腕が上がると、普段は隠されている柔らかな場所が、惜しげもなく晒される。滑らかで、形の良い腋の下。そこには、手入れの行き届いた繊細な肌が広がっている。光の当たり具合で、わずかなくぼみには淡い影が落ち、その曲線美を一層際立たせている。汗ばんでいるのか、それとも肌本来の艶なのか、微かな光沢が見る者の想像力を掻き立てる。
ユイは、そんな無防備な姿を晒していることに気づいているのかいないのか、挑むような、それでいてどこかアンニュイな表情で、こちらを真っ直ぐに見つめている。
乱雑な背景の中で、ユイの白い腋だけが、まるで聖域のように、俺の目を捉えて離さない。その滑らかな肌に触れてみたい、その香りを確かめてみたいという、抗いがたい衝動。
彼女が腕を組んだまま、わずかに身じろぎする。そのたびに、脇の皮膚が微かに動き、影の形が変わる。ただそれだけの動きが、俺の喉を乾かせ、鼓動を早めるのだった。この荒れた空間に不釣り合いなほど清らかで、そして抗いがたいほど官能的な、ユイの腋の下。その光景は、倒錯的な美しさをもって、俺の心を支配していた。
正直、ユイで興奮することはないと思っていた。いや、恋愛対象として見たことすらなかった。しかし、ユイの腋は、非常に魅力的だった。
(これは、マジでヤバい…)俺は、心の中で呟いた。ユイの部屋がゴミ屋敷だとか、そんなこと、どうでもよくなっていた。ただ、この瞬間、この場所で、ユイの腋を見ることができている。それだけで、十分だった。
「……ねぇ、手伝ってくれる?」ユイの声で、我に返った。
「え? ああ、うん。手伝うよ」俺は、ユイの言葉に、反射的に答えた。
今、この状況で、NOと言える男はいないだろう。ユイに、こんな素晴らしい景色を見せてもらったんだ。そのお礼に、少しでも部屋を片付けてあげようと思った。
そのあとは、ユイと一緒に、ゴミを拾ったり、空き缶をまとめたり、落書きを消したりした。かなり疲れたが、ユイの笑顔が見られたから、まあ、いっか。でもきっと、すぐにまたゴミ屋敷になるだろう。それでもいい。その時はまた俺を呼んでほしい。その時にまた、ユイの腋が見られれば、それがいちばんいい。
プロンプト
ImageFXを利用しました。
close up photo of a Japanese woman in her late 20s, arm behind head, hairy armpit, in the messy room, Cans of beer on the table, Scattered garbage, graffiti on the walls, Broken machine, photorealistic style, 8k quality














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